“リス”

アーティスト：土屋仁応

私の育った町は高台を開発した住宅地で、すぐ裏が山だった。
そこでは野生化したタイワンリスが暮らしていて、住宅のあるエリアでも、電線伝いにちょこちょこと走り回る姿をよく見かけた。

リスを見ると故郷を思い出してほっとした気持ちになる。
ふと立ち止まり、背中を丸め、両掌を合わせる姿は、お願い事をしている人の姿のようで親しみを感じる。




“リス”の展覧会挨拶文から

2019年から続くコロナ禍で、世界は今も先の見えない状態が続いています。（個展が開催された2021年時点）
目に見えない不安感をどうにか目に見える形にしたくて、私の頭の中の森に棲む動物たちの姿に目を凝らしました。

波状紋と古色風の仕上げを施したリスは、「いま、ここ」ではない異世界への憧れです。

100 units.

工場費用: 7000円
金属費用: 2204円
金型費用: 315円
輸送費: 1500円
梱包材費用: 1620円
消費税: 5891円
クレジットカード手数料: 2308円
トータルコスト: 20837円

アーティストさんへ: 30775円
GALLERIST: 13189円
日本国内で関税がかかることはございません。

素材
Lead-free metal

製品サイズ
全高 : 9 cm ( 3.54 ”)
横幅 : 6 cm ( 2.36 ”)
奥行 : 7.2 cm ( 2.83 ”)

重量 : 488 g ( 1.08 lbs)

箱のサイズ
Length : 21cm (8.26inch)
Width : 14cm (5.51inch)
Height :9.5cm (3.74inch)

4570182370032

だれもがみてすぐに理解できる
美しい曲線、
優しい眼差し、
透き通る色、
それが混ざり合い神秘的な雰囲気にまで昇華されているのが土屋作品です。

私たちは土屋作品の魅力がもう一つあると考えています

黒でもあり白でもある
朝でもあり夜でもある
雄でもあり雌でもある
土屋作品はあえて当たり前だと思われている価値観をずらし、
「こういう視点もあるよね」という価値観を作品で表現しているように感じます。

その軸がどの作品にも共通して存在しているからさらに魅力的にしていると考えています。